日々の雑感を徒然と・・・


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レ・ミゼラブル (3月7日(土)ソワレ)

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3月7日(土)に、中日劇場で上演中の「レ・ミゼラブル」ソワレ公演を観てきました。

今回は私ひとりの観劇。
「レ・ミゼラブル」は、2006年に中日劇場にやってきた時に家族3人で観たのですが、旦那と息子はそれでお腹いっぱいになったんだそうです(笑)

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↑ クリックすると大きくなって、キャストの名前が見れるよ。

前回は、山口祐一郎さんのジャン・バルジャンでしたが、今回はぜひ別所さんのバルジャンが観たくてね。
エポニーヌはやっぱり新妻聖子さんで。ついでにシルビア・グラブさんのファンティーヌ、山崎育三郎さんのマリウス・・・ほか、いろんな組み合わせと、自分のスケジュールとをにらめっこして選んだら、この日のソワレ公演になりました。


レミゼ観劇はまだ2回目なので、たいそうな感想は書けないですが、2回目にしてこれはハマるかもなぁ!と思いましたよ。だって、1回目はやっぱりストーリーを追うのに必死になるでしょ。歌もところどころ聞こえなかったし。落ち着いて細かなところに目が行くのは、やっぱり2回目以降ですよね。でも3年前に観たきりだったから、実はかなり忘れてましたけどね(^^ゞ

ただ、ハマりたいと思っても、スケジュール的にも金銭的にも、今回はこの1回のみの観劇で我慢です(*^_^*)


舞台全体がいつも薄暗いこの演目。
でも、人間が亡くなる時だけ、白い白い照明がその人物に当たるのです。

とても印象的な演出だと思いました。

そんなシーンが何度も出てきます。
それだけ主要な人物が亡くなるということ(>_<)
(そして、それは私にとって、”=もれなく泣いてしまうシーン” でした(T_T))

みな、苦しい時代の波の中で必死にもがきながら生き抜くために、自ら望んでないところの泥で身を汚すような生き方を余儀なくされて・・・だから最期は魂が白い光の中に吸い込まれていくことで救われるのでしょうか。
(作者のビクトル・ユゴーがいうところの「良いレ・ミゼラブル(惨めな人々)」の人々の方ですが。)

私には、「悪いレ・ミゼラブル」である、テナルディエ夫妻でさえも、時代の作った仕方ない人々のような気もしますが、これは浅はかな同情でしょうね、きっと。(多分役者さんの印象に操作されています私(笑))


バルジャンが亡くなるシーンで、お迎えに来るファンティーヌは、マリア様のように神々しかった。白いドレスで登場したシルビアさんのお姿、とても美しかったです。

そしてこのシーンでは、あの2本の銀の燭台が出てきます。バルジャンの運命を変えた燭台ですね。バルジャンが亡くなるとろうそくの灯も消えます。

この演目を観ると、人生は「選択」の積み重ねなんだなぁと強く感じます。

特に感じたシーンが、バルジャンがファンティーヌとの約束を果たそうとコゼットを迎えに行く途中、自分と間違えられて逮捕された男がいることをジャヴェールから聞いた時。
前回の記憶が飛んでいる私は、バルジャンがどう選択するのか、ものすごく興味を抱いてしまいました。
だって、ここで「自分がバルジャン」と公表することは、=ファンティーヌとの約束を果たせない(コゼットを育てることができない)ということ。

しかし、バルジャンは自分と間違えられて捕らわれた男を救うことを優先しました。
「ほっ」としました。
「すー」っとしました。

バルジャン、男だねぇい。
(でも、コゼットはどうするつもりだったのかしらん。また脱獄しようと思ったのかな?結果的には馬車の件で逃げ出せてコゼットに会うことができたからよかったもののね)

でも、そんな男オーラを感じたから、コゼットは初対面のバルジャンについていったのよね、きっと。
私もバルジャンについていきたい(笑)頼もしいもの。

バルジャンの人生は、いろいろありましたが、やはり最期は愛する人に見守られながら(秘密も打ち明けられたし)、そして愛する人に迎えられて、きっと幸せだったことでしょう(そう思いたい)

でも、「レ・ミゼラブル」の邦題のように、「ああ無情」という言葉がぴったりの人生でした。
時代が違えばどうだったのかな?・・・と考えるのは野暮ね。



そして、愛する人の腕の中で逝けたと言えば、エポニーヌ。
せつなくいじらしい人生でしたが、最期は彼女のせめてもの幸せなひとときだったことでしょう(そう思いたい)

彼女の人生もまた「ああ無情」ですね。

新妻聖子さん演じるエポニーヌ。(前回も確か新妻さんで観ました)
貧しさの中いじっぱりに生きる少女も、愛する人の前では素直で純粋なんです。
「オン・マイ・オウン」には、愛を感じずにはいられません。

少し前の「スタジオパークからこんにちは」に笹本玲奈さんが出演された時、この「オン・マイ・オウン」を歌ってくれたので、帰宅後早速復習しました(笑)


ミュージカルしてる別所さんを拝見するのは実は初めて。
ミュージカル俳優としては既に実績を積んでいらっしゃる別所さんですが、何分私は初めて遭遇するので、「ちゃんと歌えるのかしら?」なんて、すっごく失礼なことを考えておりました(笑)

もちろん、ぜんっぜん!!杞憂に過ぎなかったです、ハイ(当たり前)

ほ~、歌声、あんななんだぁ~♪

なんか祐一郎さんに似てるっぽい?なんて思うのは、私だけかしら?

ホワイエに、出演俳優さんのCDや本などが売られているのですが、その中に、以前別所さんが出演してらした中京テレビ「ピアット」の料理本が売られていたのには、なんだか笑っちゃいました。



この舞台には子役が3人出てくるんですが、最近の子は達者だね!
7~8歳の子でも芸歴ン年ですもん(笑)

一応子を持つ身としましては、やっぱり子どもたち、とりわけ親に愛されなかった男の子ガブローシュがいじらしくて痛ましくて・・・

今度生まれ変わって来る時は、絶対に愛情溢れる境遇に生まれておいでね!と思わずにいられませんでした。子どもが犠牲になるのは、見てて一番辛いね。


とにかく、最後は泣けて、泣けて・・・顔ぐしゃぐしゃでしたぁ。

カテコで別所さんに、お姫様抱っこされたシルビアさんが羨ましいぞよ。
3度もポーズを決めてくれたシルビアさんにも拍手!(笑)


レミゼカンパニーのみなさん、感動をありがとうございました~ヽ(^o^)丿
次にお会いできる日を楽しみにしております。

あっ、CD買ってくればよかったな♪
でもいつのVer.?そして誰のVer.?迷うぞよ。



あんまり関係ないけど・・・

「ああ無情」は小学5年生の時に読書感想文を書いた覚えがあり、わりと思い入れのある本です。
(の割にはストーリーを細かなところ忘れているけど(笑))

ちなみに6年生の時の感想文はヘッセの「車輪の下」でした。

・・・っと書きながら以前観劇した時の記事を読み返してみたら、同じように読書感想文の本のこと書いてたよ私(笑)
by LoveCoffee | 2009-03-08 23:50 | 観劇レポ・四季ネタ