日々の雑感を徒然と・・・


by LoveCoffee
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ターミナル

昨日のことですが、映画「ターミナル」を観てきました。

えっ?仕事は?
えへへ・・・息子も冬休みに入るし、先週でケリつけて、今週から自主休業(^^♪


っで、感想ですね。(ネタバレあります)





私、こういった、気楽に観れるハートウォーミングな作品、とっても好きです。
ラブシーンもくどくないし(ほとんどないと言っていいですね)、
しょっちゅう笑わせてもらえるし・・・(←ほんと、結構大声で笑っちゃったです。)
しっかり涙流させてもらえるし。
※旦那は、シリアスな映画だと思ってたらしく、私が「何度もゲラゲラ笑った」と言ったら、びっくりしてました。

主役のトム・ハンクスは、二重あごでお腹も出てて、鼻もくるってなってて、決して美男ではないんですが、時々ものすごくかっちょよく観える時がありました。
さすが、演技力のなせる技です。

映画の中でしゃべっていたお国(東欧のクラコウジアという架空の国)の言葉は、ちゃんとした言葉なのかロシア語なのかわかりませんが、それらしかったし、徐々に英語をマスターしていく過程もお上手。
でも、これ英語がわかる方とかが見たら、どうなんでしょうね?
ちゃんとなまってるのかしら?

トム・ハンクスは、’84年のダリル・ハンナと共演した「スプラッシュ」を映画館で観たのが初めての出会いです。こんなにビッグ・ネームになるなんてねぇ~。
あのクリクリ天然パーマが、彼のキュートで憎めない愛らしさを際立たせてるんでしょうね。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、「シカゴ」の時の、男勝りな雰囲気とは打って変わって、不倫して待ち続けている自分の人生に嫌悪を感じつつ、男性と離れられないもどかしさ、弱さをよく表しており、ヴェルマを演じた彼女とは別人のようでした。
しかし、「シカゴ」の彼女は、超かっちょよかったっす!
あの頃は、しばらく「シカゴ」のサントラで浸り続けましたっけ・・・

アメリアは、ビクターのビザのために、別れた不倫相手と取引をしたんですよね。
再度昔の彼に戻る彼女は、もう弱かった昔の彼女とは違う。見ててもう大丈夫っていう安心感がありました。
もしかしたら、近い将来、クラコウジアへ飛んで行ったかもしれないですね。

グプタの、ビクターを助けるために行なった行動は、同時に、人生の終焉において、自分の逃げていた人生に、再度真正面から向き合うチャンスを得たんですよね。

いずれにしても、実直で正直で、信念の人で、温かい心の持ち主であるビクターの人徳のなせる業。人柄は人を動かします!空港中の従業員が、警備の人々が、最後はビクターに声援をおくる、そんな状況は、見てて爽快でした。
人間は、やっぱりこういう人を求めているんですよね。

最後に少し感じたのが、主役のビクターは、父との約束を果たすためにアメリカへ来たんですよね。数週間も空港へ居座って不自由してまで果たしたいと思ったのは、父との間に、どうしてもその約束を果たしたいと思わせるほどの何かがあったと思うんです。この映画の中では描かれてはいませんが、どんなことがあったのかなぁ~って、とっても興味が湧きました。
by LoveCoffee | 2004-12-22 21:30 | 映画鑑賞