祝♪ オペラ座の怪人 日本通算公演5000回達成!!
2009年 12月 14日
この日は私ひとりの観劇で、家族はお留守番です。
ちなみに、今までレポ書いてないですが、この日は私にとって3回目のオペラ座でした。
***** ↓ 以前観劇した時の様子を少しだけ ***************
【1回目】
8月2日に開幕したのですが、その直後の8月8日に観た4875回。この日も私ひとり(^。^)
その時もまだお花がたくさん飾られていて、開幕後の華やかな雰囲気がロビーに漂っていました。
当時のキャストです。(ちょっと見辛くてごめんなさい)
その時買ったグッズと、新名古屋ミュージカル劇場10周年記念アニバーサリーキャンペーンのグッズ。うちわは配られていたものです。
スタンプが4つたまったのでもらった懐中時計。
なかなか思ったよりもしっかりしたつくりでしたよ。
【2回目】
10月4日に観た4931回。この日は家族3人で。2階最前席で観ました。
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私のオペラ座体験は、3/5000なので、ほんの表面をなでただけですが、舞台との出会いは一期一会。
特にこの日は、日本通算公演5000回めの記念公演だったので、否が応でも観客も舞台も熱いものが交流しあい、温かい舞台だったと思います。
とにかくこの日はホワイエが人!人!人!・・・のごった返しですごいことに!!
(四季の公式の記事(→ココ)の画像を見て戴くとわかると思います)
招待客もいたので、応対の四季の社員も多く、そして何より5000回記念グッズを買う人の列が半端ないんです!!いつものトイレ待ちの行列どころじゃないのっ!!
(なんせこの日は、四季オタ、オペラ座オタの比率が、普段の公演の比ではないと思われるのでね(笑))
開演前に並んでみたものの、これは無理・・・っと途中で諦め、幕間も早々に諦め、終演後にやっと買えました。
私は席の関係で、終演後わりとすぐに買えたけど、その列はまだまだ長かったので、最後の方が劇場を出たのは何時になったことでしょうか・・・(^_^;)
その時の戦利品♪
上の赤い冊子は、5000回記念誌。
購入すると、キャスト表が入る大きさのクリアファイルがおまけでついてきました。
CATS5000回記念誌のようなものを想像してたら、写真は名古屋中心で、歴代のオペラ座キャストのレア写真とか、マル秘エピソードとか、そんなオタが喜びそうな記事は全然ありませんでした(-_-;)
チャームは、12月下旬にまた別のものが発売されるので、次に行く時まで売り切れてないといいな。
右下の箱は・・・
5000回記念グッズを四季の公式で見た時、「値段高っ!こんなの買う人いるのかなぁ?」って思ってましたが・・・ハイ、ここにいました(爆)
チョコレートだけ、売店とは違うところで売ってたんだけど、開演前も幕間も買う人はほとんどおらず「やっぱりね」なんて思ってたんですよ。でも、終演後になんとチョコレートにも列が・・・。それ見たら、なんとなく欲しくなっちゃって(笑)
でも食べるのがもったいないぞ。いつ食べよう!(*^_^*)
グッズの最後を飾るのは、この日の来場者全員に配られた5000回記念グッズ。
記念の日のキャストです。
クリスとラウルは、開幕から頑張っている、はるちゃんと涼太さん。
あと今回初めてその役でお目にかかったのは、マダム・ジリーの秋山さん、アンドレの増田さん、レイエの田代さん、ルフェーブルの深見さん。アンサンブルは省略しますが、佐和さんいたの気付かなかったぁ~(>_<)
ファントム役者は、それぞれ持ち味があって甲乙つけがたいものがあると思います。
佐野さんは高音がちょっと残念な気がしましたが、情感たっぷりで演技が熱く、張り裂けんばかりの叫びが切なかったです。スタイルがいいので、映画のジェラルド・バトラーのようなおしゃれな感さえありました。
村さんのファントムは、55ステップスで少し歌を聞いただけですが、でも確実にいいお声なので、会える時が楽しみです。
さて、二人のファントムを比べたら、少なくとも私は、佐野ファントムより、時々やぼったくて寂しくてエロいおっさんに見えてしまう(ごめんなさい)高井ファントムの方が好みかな。歌は高井さんの艶のある声の方が私には心地よいです。舌なめずりも許しちゃう(笑)
でも、こうやって一定のレベルの役者さんで色々楽しめるというのは、嬉しい限りです。
クリスやラウルとの組み合わせでも舞台は違ってくるでしょうしね。
クリスとラウルは大満足ですよ。
涼太さんはとっても立派になりましたね~。
名古屋CATSでスキンブルデビューした時の、カチンコチンだった姿が懐かしいです(^。^)
メグとマダムのジリー親子については、あちこちで色々言われているようですが、私はオペラ座歴が浅いので、そんなに気にはなりませんでした。原田マダムと秋山マダムでは、厳格な中にも柔らかさのある秋山マダムの演技を観て初めて、原田さんの評価が少しわかる気がしただけかな。
今回、4人の支配人’ズがとっても楽しそうに演技しているのが伝わってきて、そこは前回よりよかったなぁって感じました。田代さんのような演技の人が入ると、ガラっと変わっちゃうんですねぇ。
私の最初の涙腺ポイントは「墓場にて」
ここは、クリスの心情に、自分の人生の中で出会った「大切な人を亡くした人たち」のことや、自分にも将来必ず訪れるであろう同じ想いや不安を重ねてしまって、いろんな気持ちが巡ってしまうのです。
そして、いつも心の中でツッコミを入れるのは、「もはや引けない」といいながら、オルガンを弾いているファントムの姿に「ひけないと言いながら、ひいとるやろっ!」っという場面。すみません、「ひく」違いですね(^^ゞ
でも、この「ポイント・オブ・ノー・リターン」は好きな曲です♪
ラスト、椅子の上にマスクだけが残されます。
クリスにキスをされた時に、怪人は生れて初めて本当の愛を知るんですね。
だからもう、自分を偽るための仮面は必要ない。
ラウルとクリスを逃がす時のファントムの心情を想うと、もう涙ぼろぼろです。
それまで憎いやつだったのが、一気に切なく守ってあげたい人になっちゃう。
私は怪人派なのかな?う~ん?
クリスは、ラウルと逃げますが、心は果たしてどうだったのでしょう。
その結論は、観る人の心の中によって違うことと思いますが、気になるところです。
本編が終わってからは5000回特別カテコです。
まずはオークションの場面からです(また最初から始まるのか?(笑))
特別カテコで明かされた秘密として、入場の時に配られたあのマスクは667番のオークション品。
私たちこの日の観客が競り落としたことになってました(笑)
そして歌。
ラウルとクリスティーヌ「All I Ask of You」
怪人が「Music of the Night」
最後は、怪人も一緒に「Masquerade」」
その後、涼太さんの挨拶でした。
涼太さん、挨拶の時、ものすごく緊張しているように見えました。
声が緊張で出なくなるのを必死に阻止しようとするかのように、一語一語とても丁寧に真摯な姿でお話してくれました。
全員が舞台からはける時、下手側に涼太さんがさっさと歩いていってしまい、クリスと怪人が手をつないで上手にはけるというシチュエーションが何度かあり、観客の笑いを誘っていましたよ(^。^)
観るたびに色々な発見がある舞台なので、何度観ても飽きません。
(今日早速、怪人が村さんに、クリスが苫田さんに代わってるし!)
いい舞台を、いい状態で、できるだけ永く見続けたいものです。
名古屋でいつまでもロングランってなると、専用劇場が1つしかないので、それはちょっと困るけど(わがままだ:笑)、いつも日本のどこかで上演していて欲しい演目ですね。
6000回、10000回目指して、さらなる飛躍を祈っております!!
ここまで長文にお付き合い下さいまして、ありがとうございました。
by LoveCoffee
| 2009-12-14 21:31
| 観劇レポ・四季ネタ