遠い路
2005年 01月 06日
そう、ご多分に漏れず、わが母(今年70歳)も、すっかり韓国ドラマにはまったクチです。彼女曰く、「冬ソナ」より、「美しき日々」のがいいそうな(*^_^*) 「これ、こうた(買った)」と言って差し出したのは、韓国俳優の写真雑誌((*^。^*)ぶっ)
リュシウォンくんのページを開いて、嬉しそうに「わし、この子、すいと~(好き)」だそうで・・・(^_^;)
お友達から、「韓国へ冬ソナツアー行こう」と誘われたけど、さすがにそこまでは行かなかったらしいが(お友達は行った(笑))、いやはや、恐るべし!韓流パワー!
っで、「わし、イ・ビョンホンはそんなに好きじゃないんだけどね~」とか言いながら、「今日『遠い路』があるから、忘れずに観にゃいかん」と、朝から宣言。「友達に電話しとこう」・・・と、お互いにTV番組を見逃すまいというネットワーク網もさすが(@_@)
私はというと、次の日出かけるから夜更かししたくないし、イ・ビョンホンは、舘ひろしみたいなニヒルなイメージしかなかったんで、「どうしようかな」とも思ったんですが、「秋の童話」と「ガン&トークス」で、少し韓国ドラマや映画にも興味があったから、「観てみるか!」って、観ちゃったんです。
いやぁ~、心がほのぼのしましたわ(^v^) 涙もバッチリ(笑)!
イ・ビョンホン・・・いい演技するでないの!
イ・ビョンホン演じるウシクは、親に捨てられた身の上で、いろいろ辛いこともあったでしょうが、根は優しく育っている様子がとてもよく伝わりましたね。
ソンジュのお父さんに接しているうちに、家族のぬくもりを思い出し、その喜びの想い、実の父にできなかった孝行をしたい欲求にかられ、ソンジュのお父さんに靴を買うところなんて、見てても心地良いです。銭湯で背中を流し流されするところも、ウシクは嬉しかったでしょうね。(韓国にも銭湯があるんですねー)
パク・チニ(ソンジュ)さんも、せりふの無いシーンでも、いい表情でした。
韓国の女優さんは、(整形してる方も多いんでしょうが(^_^;) パクさんはどうかは知りませんよ、念のため)美人が多いんで、泣いてる演技もサマになってますよねー。きれいです。
韓国は儒教の精神が根付いているから、親や目上の人をとても敬い大切にしますよね。そんな背景と今の日本の現状と照らし合わせて、少しこそばゆい、でもとっても羨ましい親子愛だな~との想いが、ドラマ全体を通して心を巡り、だから温かいほのぼのした空気を感じたのだと思います。
観てて、「ほっ」とできる、佳作でした。
個人的には、近所のおばちゃんを演じてたキム・ジヨンさんに拍手!
遠い路